東京都の現状

東京都の2008年度の二酸化炭素(CO2)排出量は、5.462万tであり、1990年度の排出量である5.440万tに比べると、0.4%の増加、2000年度の5.888万tに比べると7.2%の減少となっています。
温室効果ガス総排出量のうち、二酸化炭素排出量の占める割合は2008年度で95%です。1990年度から1ポイント程度増加、2000年度とはほぼ同様となっています。
部門別の状況を見ると、2000年度に比べ、業務部門が10%、その他が7%と増加しており、一方、産業部門と運輸部門は2000年度比でそれぞれ29%、24%の減少となっています。また、家庭部門は2000年度比で横ばいです。

  • 部門別二酸化炭素排出量と2008年までの伸び

(電力のCO2排出計数を2001年度(0.318t-CO2/MWh)に固定した場合)

  二酸化炭素排出量[万t-CO2] 伸び率[%]
1990年度 2000年度 2007年度 2008年度 1990年度比 2000年度比 2007年度比
産業部門 984 680 522 481 -51.2% -29.3% -8.0%
業務部門 1,570 1,893 2,094 2,081 32.5% 9.9% -0.6%
家庭部門 1,300 1,433 1,470 1,440 10.7% 0.5% -2.1%
運輸部門 1,483 1,764 1,387 1,333 -10.1% -24.4% -3.9%
その他 102 119 109 128 25.1% 7.2% 17.6%
合 計 5,440 5,888 5,582 5,462 0.4% -7.2% -2.2%
  • 東京都における二酸化炭素排出量の構成比

    部門別の二酸化炭素排出量の構成比を見ると、業務部門の割合は1990年度には29%であったものが、2008年度には38%まで高まっています。また、家庭部門の割合も1990年度には24%であったものが、2008年度には26%に高まっています。

東京都における二酸化炭素排出量の構成比

東京の温室効果ガスを大幅に削減するためには、二酸化炭素排出量が増加傾向にある業務部門と家庭部門における省エネ対策が緊急の課題となっています。
東京都は「世界で最も環境負荷の少ない都市」の実現に向け、「2020年までに、東京の温室効果ガス排出量を2000年比で25%削減する」という目標を掲げ、2010年4月から開始している総量削減義務と排出量取引制度など、環境確保条例及び環境基本計画に基づく実効性ある先駆的な施策を展開しています。

東京都環境局 都における温室効果ガス排出量総合調査実績