CO2濃度について

2016/06/24

わたしたちが生活の中で特に気にもとめていない、けれども、なければ生きていけないもの。

それが空気です。

 

空気の組成は、約78%が窒素(N2)、約21%が酸素(O2)、1%がそのほかの二酸化炭素(CO2)やアルゴン(Ar)などです。

学校で習っているはずなのに、改めて考えてみると、CO2の割合の少なさにビックリされる方も多いのではないでしょうか。

 

最近、
2013年5月、ハワイのマウナロア観測所でCO2濃度が初めて400ppmの大台を超えた
とか
CO2濃度の年平均値が過去最高-400ppm超、危険領域突入
とか
全大気平均CO2濃度が初めて400ppmを超えた
とか
400万年ぶりに南極でCO2濃度が400ppm到達、観測史上最高濃度に
など、

「CO2濃度」「400ppm(0.04%)」という言葉がニュースに出ることが増えてきました。

 

CO2は空気の中で1%以下しか存在しないのに、産業革命以前、およそ280ppmだったものがここ100年あまりで増え続け、地球温暖化の最大の原因であることが確実なことから観測結果には全世界が注目しています。

 

※CO2濃度はppm( Parts per Million:100万分の1)で表す

 

 

もっと身近な室内のCO2濃度としてオフィスについて。

 

延床面積3,000㎡以上の建物では、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル衛生管理法)により室内のCO2濃度を1,000ppm以下で維持管理するよう規定されているため、ビルの管理会社等で定期的に濃度測定して調整を行っています。

 

労働安全衛生法の事務所衛生基準規則では、CO2濃度は5,000ppm以下と規定されていますが、空気調和設備により調整が可能な場合には1,000ppm以下と書かれています。

 

ちなみに学校の場合は、学校環境衛生基準に「換気の基準としてCO2は1,500ppm 以下であることが望ましい。」と書かれています。

 

ということで、外気はおおよそ400ppm、室内はおおよそ1,000ppmがCO2濃度の目安ということになります。

 

当センターオフィス内もおおむね1,000ppm以下で維持されています。

 

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当センターは管理標準の中で、残業時間には空調を使用しないこととしているため、空調が止まった夜間に残業している場合には、CO2濃度が高めで推移することもあります。

 

省エネ診断で他の事務所を訪問すると、CO2濃度500~600ppmで運用しているところもあるようです。

冷暖房を使用しない中間期に窓をあけて換気することは推奨していますが、冷暖房使用中に外気を入れすぎている場合はムダにエネルギーを消費している可能性もあるため、注意が必要です。

 

 

 

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