反射パネルを使った実証結果

2017/09/01

2016年10月末頃から、センターの一部に光ダクトで有名な株式会社マテリアルハウスの高性能反射パネルを設置しています。

 

太陽の光を反射率が高く光の減衰が少ない反射パネルを用いることで、エネルギーを一切使わずに明るさを補てんすることを目的に設定しました。

 

本来、光ダクトなど施工・加工して使用しますが、当センターでは窓枠の高さに合わせた高さ760mmのローキャビネットの上に設置しています。反射パネルがある場合と外した状態を比較するため固定せず置いて検証してみました。

 

当初スラットを平行に設置し、照度を比較し、加えてスタッフの意見を聞きました。

 

 

以下のように反射パネルがある場合と、外した場合で照度に変化がありました。

 

天気 スラット 反射パネル 有 反射パネル 無
晴れ 平行 790Lx 608Lx
晴れ 平行 654Lx 573Lx

 

晴れの日は照度の変化が見て取れましたが、雨や曇りの日はほとんど変化がみられませんでした。また、前を通る際やパネル近くのスタッフからまぶしいと指摘がありました。

 

次に、パネル自体に角度をつけ歩行者のまぶしさを緩和しようと、100mmのリングファイルの上に設置し、こちらも反射パネル有・無を比較するため簡易的にクリップで止めて置いてみました。さらにブラインドのスラットを反射板にむけて45度に傾けました。

 

 

天気 スラット 反射パネル 有 反射パネル 無
晴れ 45度 2012Lx 760Lx

 

太陽光は天井面に集中して伸びているのがわかります。

 

ブラインドからもれる直接入る太陽光+パネルからの反射光+パネルからブラインドに反射して加わる光とで、照度が高くなりました。

 

一方、スタッフからは、反射率が高いパネルだからこそかとは思いますが、角度を変えてもまぶしさが気になるという意見がありました。

 

目線より上に適切な反射パネルを設置することができたら、屋内に運びこまれた太陽光で明るさが確保可能であることはわかりましたが、現状のセンターでの設置方法では、明るさを補てんするという目的は難しいという結論に至り、これを踏まえセンター内での反射パネルでの検証は終了することとしました。

 

光には快適さも求められます。今回輝度を計測することはできませんでしたが、視環境の快適性と省エネルギーのバランスを考えながら、今後センターで検証していきたいと思います。

 

 

 

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