さくらねこと地域猫

2018/09/27

僕の名前は「ブー」。

僕は皆さんから「ブーちゃん」と呼ばれているよ。顔がブーたれているからかな?

でも、夜中の僕は、真ん丸瞳でとっても可愛いんだけどね。(手前が僕です)

僕は、武蔵小山の緑道公園でボランティアさんや地域住民の皆さんから温かく見守られている「地域猫※1」なんだ。

 

※1:地域住民の了承のもと適切に管理されることで、市民権ならぬ地域猫権を得ているのが地域猫。管理されていない、または管理が適切でない猫がのら猫と呼ばれます。(出典1)

 

僕には仲間がいて、みんな僕の耳のように「さくら耳」なんだよ。僕の耳はさくらの花びらに似ているでしょ?さくら耳をしている猫は、「さくらねこ※2」と呼ばれているんだ。

 


ブーさんの耳 拡大図

※2:「さくらねこ」とは、不妊手術済みのしるしに、耳の先端を桜の花びらの形にカットした猫のことです。この耳のことをさくら耳と呼んでいます。

不妊手術後の麻酔がかかった状態でカットするので、猫に痛みはありません。

「この猫のうしろには世話をする優しい人がいる」という大切なしるしです。(出典2)

 

 

 

「さくらねこ」は、僕たちの命を大切に考えてくれている人たちの活動のひとつなんだよ。

 

僕たち猫は、一匹の母猫から1年間でどのくらい増えか知っている?

母猫から生まれる子猫・孫猫は、1年間で最大50匹以上なんだ※3!

ねずみのように僕たち猫もどんどん増えていくんだよ。

 

※3:猫は交尾するとかなり高い確率で妊娠し、1回につき4~6匹の子猫を産みます。多ければ年3回出産し、子猫は早ければ6ヶ月で孫猫が産めるようになります。計算すると、1匹の母猫から1年間に生まれる子猫・孫猫は最大50匹以上に達します。(出典2)

 

実は、行政に引き取られる飼い主不明の猫の約8割が産まれて間もない子猫なんだ。

だから、産まれたての小さな命を亡くしたくないという思いから、さくらねこ活動が始まっているんだよ。

 

「去勢/避妊手術って、人間のエゴじゃないの?」と思う人もいるかもしれないね。

でも、実は、僕たちの寿命も延びて、穏やかな暮らしにつながるんだ※4。

 

※4:去勢/避妊手術で猫に与える影響は? 前立腺や卵巣・子宮などの性的病気のリスクが少なくなります。性的ストレスから解放されるので、大きな鳴き声やマーキング等の問題がなくなったり、オスの攻撃性が低下するなど、様々なリスクを軽減でき、猫たちの寿命も延びます。(出典2)

 

人間の皆さんにとって、猫の繁殖期の鳴き声、糞尿の臭いや不衛生化、ゴミ漁り、捨て猫等で迷惑だと感じていることがたくさんあると思う。でも、僕たちだって人権ならぬ猫権があると思うんだ・・・。

だから、人と猫が地域で共生できるシステムを考えて活動してくれている団体やボランティアさんがいてくれて、僕たちも安心安全な猫生活ができるようになってきてとても生きやすくなったよ。

 

ボランティアさん・地域住民の皆さん、これからも僕たち地域猫をよろしくね!

 

 

出典:
1.地域猫活動を知るためのフリーマガジン 『人の手も借りたいニャ』
2.公益財団法人どうぶつ基金 パンフレット『さくらねこTNRで殺処分ゼロをめざす どうぶつ基金です。』

 

By ねずみ年の猫好き人

 

 

 

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