本年の気象と最近50年間との比較

2018/10/15

今年の夏の気温、台風、集中豪雨は、異常というのに言葉に値するものでしたが、ここ50年間の気象情報と比較しては、『どうだったのか?』と、皆さん疑問に思われませんか?

今年と過去50年間の気象を比較すると表-1のようになります。

 

 

【表-1:今年及び過去50年間の気象現象の比較表】



注)部門別に最高値を示した年を着色して示します。

 

 

 ここで、不快指数とは、0.81×乾球温度+0.01×相対湿度×(0.99×乾球温度-14.3)+46.3で示される指数です。この不快指数が70以上で不快と感じられ、75では半数の人が不快と感じ、85では、ほとんどの人が不快と感じると言われています(図-1)。

 

 

 

 

このブログでは、7月、8月の2か月間で発生する不快指数が80以上を超えた発生回数を記載していますが、75以上では、ほとんどの年で夏の2か月間毎日発生している状況ですので、敢えて不快指数80以上を記載することにしました。その結果、図-1に示すように、不快指数の平均値では、大きな差異は認められませんが、不快指数80以上の発生回数では1963年以来着実に増加しているのが、認められます。

 

表-1の2018年(今年)の気温と他の期間を比べても、決して過去最高気温を示しているわけではありませんが、夏の平均気温、猛暑日、真夏日、熱帯夜、不快指数80以上の発生回数、不快指数の平均値及び最高値は、今年の数値が断トツで高い値を示していることが、お分かり頂けると思います。

 

 このように、我々が欲する、欲しないかに拘らず、着実に不快な夏が着実に増殖していますので、ゴマメの歯ぎしり程度ですが、①冷暖房の設定温度の抑制や使用の抑制(通風による体感温度の低下)、②不在場所の消灯、③自転車や徒歩による買い物の励行等を実行して、少しでも地球温暖化の遅延を図りたいものです。

 

 

出典:
表-1:気象庁HP(過去のデータ検索・月ごとの値)を加工して作成
図-2:日本気象協会HPより抜粋

 

By KT坊

 

 

 

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