センターブログ

 

ぼうしちゃん

 

クール・ネット東京の職員が地球温暖化防止に向けた思いや担当する仕事の紹介、日頃取り組んでいる省エネ対策、日々の暮らしの中で感じたことなどについて持ち回りで掲載しています。

島しょにおける再エネ設備導入

2017/10/31

東京都には伊豆七島と呼ばれる島がありますね。その島の1つに新島という島があるのをご存知ですか。東京から150kmほど離れたところにある人口2,800人弱の小さな島です

 

私は仕事の都合で新島に3年間住んでおりました。海がとてもきれいで、海水浴シーズンは遠浅の砂浜で遊べる一方で、島の反対側ではサーフィンの東京都知事杯が開催されるほど、いい波がくる島です。また、“湯の浜露天温泉”という温泉では古代ギリシャを彷彿させる造りとなっており、無料温泉を楽しむことができます。(湯の浜露天温泉(外部サイト)

 

そんな新島に関する記事を先日2つ見つけました。1つは、東京電力ホールディングス(株)、東京電力パワーグリッド(株)、(株)東光高岳の3社におけるエネルギーミックスを模擬した実証実験に関する記事です。今年4月に新島村である新島と式根島において、太陽光発電や風力発電の発電設備を設置と蓄電池を導入(合計1,060kW)し、再生可能エネルギーの出力予測・出力制御、ディーゼル発電機などの既存電源や蓄電池との協調運用制御を行い、再生可能エネルギーを最大限受け入れ可能な系統システムの構築・評価を行ったうえで、複数の分散型制御システムを互いに協調させる運用システムの実証を行うといった内容のものです。(東京電力ホールディングス(株)(外部サイト)

 

もう1つは、東京都による電気自動車(EV)の導入実験に関する記事です。EVの普及促進と経済性の検証をするといった内容のものです。島しょでは輸送代が料金に上乗せされガソリン等の燃料費が非常に高いため、EV導入で島民の生活にどの程度影響があるかを検証するものです。(東京都:島しょ地域における電気自動車普及モデル事業について(外部サイト)

 

伊豆七島は春から秋にかけては比較的、穏やかで過ごしやすい日々が続くのですが、冬は毎日のように西風が吹き荒れるのです。たかが“風”と思うかもしれませんが、その強さは瞬間最大風速30m/sを超えます。風速30m/sは台風並みの強さです。

 

それだけ強い風が吹くと海水や海水を含んだ砂浜が風に乗って島全体を飛ぶわけですから、すぐに金属類に錆が発生します。島しょでは車もすぐ錆が出るので新車はNGとなっており、ほとんどの住人が中古車を2~4年のサイクルで乗り換えるのです。

 

そういう環境に再生可能エネルギー設備やEVを導入するわけですから、単純に「発電目的」とか「エコ車の導入」ということだけで終わらせてほしくないな…と思います。

 

今回の取り組みで地球にも島民にも優しい環境になることを願っております。

 

 

By クサヤっ子

 

 

 

省エネに関する意識について

2017/10/24

6月の1ヶ月間を「環境月間」、6月5日を「環境の日」としていますがご存知でしょうか。1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、「世界環境デー」が定められましたことに由来します。

 

今年度の環境月間にあわせ、リンナイ株式会社が「省エネ」に関する意識調査を実施し、その結果を公表しています。(>>リンナイ(株)【熱と暮らし通信】「省エネ」に関する意識調査(外部サイト)

 

その結果として、普段の暮らしの中で省エネを「強く意識している」人は19.3%。「やや意識している」人は48.2%となり、約7割近い人が省エネを意識しているとわかりました。また、意識するだけではなく、実際に行動している人は約7割にものぼっています。

 

省エネに関する意識が高まっていることが分かりますね。

 

一方で、省エネを正しく理解できているかどうかを調べるため、○×クイズ形式で、全12問の「省エネ理解度テスト」を実施したところ、平均正解数は半分の6問で、8問以上の正解で省エネを理解できている「省エネ優等生」は全体の2割程度であったとのことです。

 

◆問題◆※クリックで拡大


◆解答◆※クリックで拡大


出典/リンナイ(株)【熱と暮らし通信】「省エネ」に関する意識調査より

 

 

省エネのためにと思って、積極的に行動していたことが、実はそうでもなかったというケースがありそうですね。私も、こちらのテストをやってみたところ、全問正解とはなりませんでした。みなさまはいかがだったでしょうか。

 

正しい知識を持って省エネ行動することが大切となります。東京都が発行している「家庭の省エネハンドブック」は、生活シーンごとに簡単にできる省エネのポイントを紹介しています。 こちらで、正しい省エネ方法を確認して、是非、家庭での省エネにご活用下さい。

 

>>家庭の省エネハンドブック

 

By m

 

 

 

デジタル写真について

2017/10/19

地球温暖化の影響か、世界各地で洪水などの報道が多く報告されています、それぞれの情報がデジタルデータとして通信衛星を経由したり、SNS等を通してほぼリアルタイムで伝わっています。マイナス面ももちろんあるものの、デジタル化・通信の高速化のおかげで、状況への対応が素早くできるようになりました。

 

フイルム現像の頃から写真をやっていましたが、最近は特に凝りだしてコンパクトカメラから始まり、今は一眼レフのカメラを用途別に3台を持つに至りました。

 

同時に腕も磨くべくプロの先生から指導を受けつつ写真コンテストに2件/月程度で提出し勉強しています、なかなか上達しませんが。

 

デジタル写真を深く知るにつれ少し判ってきたのが、昔のフイルム写真の柔らかさ(銀粒子が持っているアナログとしての側面)がデジタルでは表現が難しいということです。解像度の高さ故に、とても鮮やかな写真になります。

 

 

 

このように表現にも差はありますが、なによりデジタル写真の環境面における効果は計り知れません。

 

フィルム写真の現像にはアルカリ性の現像液と酸性の定着液を使います。

 

使用後の写真廃液は液体中に銀を含んでいるため、まずその銀を電極融着により回収し、その後廃アルカリと中和させます。

 

その後、最終処分場にて完全蒸発させ、残差物はコンクリート用の砂として再利用されます。

 

デジタルカメラの事例は小さな出来事かもしれませんが、このように設備、技術、法律面での対応と積み重ねで河川の水質環境は向上し、今では『東京水』としておいしい水道水が蛇口から出てきます。蛇口からそのまま飲める水道がある国は約15か国と言われております。

 

 

更にデジカメの性能向上で銀塩では撮れなかった高速写真も撮れるように。場面に出会えれば誰でも瞬間の切り取りが出来る時代になりました。

 

デジカメを利用することで少しでも環境に貢献しつつ、自分の写真が認められるように頑張りたいと考えております。

 

 

By J○○DAY

 

 

 

夏の終わりの独り言

2017/10/10

今年も九州北部などで、異常気象・豪雨災害が頻発している。

TVニュースの災害速報などでは市町村の一部でも該当していると、市町村名が全国に流れる。

その為、被災したのでないかと全国の親戚・知人から連絡がきて大変だった、という話を聞いた。

 

市町村合併で行政単位が異常に大きくなっている自治体がいくつもある。

面積で 東京23区より大きな市町村は、全国に136もあるし、一番の市は東京都とほぼ同じ面積を持っている。(有名な観光地がコアにあるから 知っている人も多いが)

 

災害がピンポイント(局地的)な状況が増えているのだから遠方の人がもう少しわかるような、せめて20km単位の範囲での報道が現実的でないかなあ?

 

『木綿のハンカチーフ』という歌がはやったのが昭和50年、いまから40年以上前だ。

 

この歌では故郷を出ていくのは男の子だが、今や男女を問わず多くの『帰れない』人々が首都圏に残っている。

 

都会では、

仕事がある⇒人が集まる⇒仕事ができる

のサイクルが継続する。

 

東京では、色々な人に多種多様な仕事がある。区部だけでも940万以上の人がいる規模の経済の強み。

さらに昼間の流入人口が輪をかけて多くの人が動き回っている。人ひとりが、100Wの白熱球と同じ発熱体。

その人等を支える副次的なエネルギー消費も膨大である。

そのエネルギーは累積していき、過剰な都市温暖化を招いている。

 

仕事があれば、地方の方が過ごしやすいと感じる人も少なくない。

都市温暖化の防止より地方の就業環境の改善が長期的な環境改善になると思うが、さてさて本当の投資効果を考えてたら、どうだろう。

人口集積によって投資効果がよくなるので、当面はしかたないかな。

 

公社の仕事を通じて各種の手厚い補助金を知るにつけ、東京は恵まれていると思う。しかし、その恵みを知らない人も少なくない。せっかくの恵みを有効に活用するために もっともっと知ってもらいたい。

税金のワイズスペンディング(正確な知識と適切な運用と賢明な選択)ができるように応援しなくては。

 

それにつけても、今年もまた異常気候と呼ばれてしまう夏になりそうだ。

その根底にあるのが、地球温暖化であるならば、『クールネット東京』で仕事をしていることは、仮面ライダーや戦隊ヒーローと同じように【地球温暖化を狙う悪の組織】と戦っている!と言って孫に胸をはれるかな?

 

By September Rain

 

 

 

地球温暖化と科学技術の進歩

2017/09/25

今年の夏は、太陽が照った日数が東北の仙台では平年の20%程度だったとニュースが報じていました。地球温暖化防止が声高に言われる反面、世の常としてその反対を唱える人もいるのは当然ですが、主要国の責任ある地位の人が、反対を唱えると世界の動向にも影響を及ぼします。

 

気候は人間の経済活動だけで動いているわけではなく、太陽からのエネルギーの受け取りや、夜間での地表や地球を覆う空気からのエネルギー放射など、様々なエネルギーの受け渡しにより、決まっていきます。下図に東京の気象庁における1970年から昨年(2016年)までの5年平均(2010年からは7年間)を示しています。この例は極端ですが5年毎の平均気温は上昇傾向にあるように見受けられます。

 

 


気象庁の過去の気象データより、東京地区の毎時刻気温を1日平均、5年平均して作成

 

 

ところで、地球温暖化と共に、地球上の人類の増加も大きな問題となる可能性があります。

 

現在のペースで世界人口が増加した場合地球温暖化も加速する可能性があり、且つ食糧不足による紛争の頻発が心配されます。

 

我々は、現在鶏肉、豚肉、牛肉や養殖された魚類を食していますが、人口の増加により、人類による1次食料の食い尽くしが起こるようになると、贅沢な2次食料の摂取は困難になることでしょう。

 

何故このような悲観的な未来予測をするかと言えば、人類の飽くなき科学技術の開発や医療技術の進歩が、人類のためと思われていますが、実は人類の滅亡に一役買っているのではないかと思われてならないからです。

 

我々も技術者として効率を追求してきましたが、そろそろ、自然の摂理を重んじた法則に戻る必要があると思います。

 

By KT坊

 

 

 

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