令和3年度 新規事業 水素を活用したスマートエネルギーエリア形成推進事業(業務・産業部門)業務・産業用燃料電池の設置に対する補助事業開始のお知らせ

プレスリリース

2021.06.28

東京都では、ゼロエミッション東京の実現を目指し、利用の段階で水しか排出せず、エネルギー供給の多様化や非常時対応など、多くの優れた特徴を有する水素エネルギーの普及拡大に取り組んでいます。

水素を活用した業務・産業用燃料電池は、省エネ、低炭素に資するとともに停電時に発電継続が可能なことから(※1)、事業所、庁舎等のレジリエンス機能向上にも期待できます。

このたび、業務・産業用燃料電池を設置する際に、その費用の一部を補助する、「水素を活用したスマートエネルギーエリア形成推進事業(業務・産業部門)」を開始しますので、お知らせします。

(※1)自立運転機能を有する機種の場合

 

【水素を活用したスマートエネルギーエリア形成推進事業(業務・産業部門)】

<事業概要>

■ 補助対象設備

◯ 業務・産業用燃料電池

 天然ガスから取り出した水素を用いる定置式燃料電池であって、発電した電力及び発電に伴い発生した熱を供給するもののうち、定格発電出力が1台当たり1.5kWを超えるもの

■ 補助率等
対象機器(定格発電出力) 補助率 上限額
業務・産業用燃料電池
(5kW超)
補助対象経費の2/3(※2) 3億3,300万円
業務・産業用燃料電池
(1.5kWを超え5kW以下)
1,300万円

(※2)国補助併給時には、国補助額を控除

■ 補助対象者

◯ 民間事業者、都内の区市町村

■ 補助対象事業の要件

① 業務・産業用燃料電池を都内の事業所等において新たに設置すること。

② 水素エネルギーに関する普及啓発を実施すること。

※補助要件に関する詳細は手引き等をご確認ください。

■ 事業期間

令和3年度から令和7年度まで

 

<申請手続き等>

■ 募集期間

令和3年6月28日から令和4年3月31日まで

※申請の受付は年度ごとに行います。

■ 申請手続きの手引き等:詳細は、別添チラシ及びホームページをご覧ください。

URL https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/3_7hydrogen_smart_biz

■ 申請受付窓口:公益財団法人東京都環境公社

東京都地球温暖化防⽌活動推進センター(愛称︓クール・ネット東京)

〒163-0810 東京都新宿区⻄新宿2-4-1 新宿NSビル10階

TEL 03-5990-5085(9時から17時まで(土日祝祭日は除く。))

※ 電子メールによる申請も受け付けます。

【参考】

〇 本事業は、「水素を活用したスマートエネルギーエリア形成推進事業」のうち、業務・産業用燃料電池の補助について後継として実施する事業となります。

 

本件は、「『未来の東京』戦略」に係る事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略 「水素社会実現プロジェクト」

 

 

〔問い合わせ先〕

<補助制度について>

東京都 環境局 地球環境エネルギー部

水素エネルギー推進担当

TEL 03-5388-3420

<申請受付について>

公益財団法⼈ 東京都環境公社

東京都地球温暖化防⽌活動推進センター(クール・ネット東京)

TEL 03-5990-5063