「燃費のいい家」のメリット
燃費のいい家のメリット~選び方編~
断熱性を備え、省エネ性能が高く、そして再エネ設備も備えた「燃費のいい家」が注目を集めています。住まい手にとって、光熱費の節約に加え、健康維持にもつながるなど、様々なメリットがあるからです。では、どのようにして「燃費のいい家」を選べばよいのでしょう?
燃費のいい家を選ぶポイント「省エネ性能ラベル」
家を選ぶとき、賃貸なら「家賃」、新築なら「建築費」といった初期にかかるお金に目が向きがちですが、実は光熱費など、住み始めてからのランニングコストを含めて考えることが大切になります。その際に指標となるのが「省エネ性能ラベル」。2024年4月より、このラベルの表示を求める制度が始まり、新築の賃貸・分譲住宅では断熱・省エネ性能がわかるようになりました。
ラベルではエネルギー消費性能を6段階、断熱性能を7段階でそれぞれ評価。任意で毎月の「目安光熱費」も表示されます。ちなみに光熱費は住戸面積30平方メートル当たり1人で設定されているので、住戸の広さが45平方メートルだとすると、1.5人分の光熱費で算出されます。
こうしたラベルを参照することで、毎月住宅にかかる費用、すなわち家賃+光熱費の目安を割り出すことができます。新築分譲住宅なら、賃貸より長く住む場合がほとんどなので、初期費用に加えて毎月の光熱費を考慮に入れることはさらに重要になります。
東京ゼロエミ住宅について
では、標準的な省エネ住宅と東京ゼロエミ住宅で、具体的にかかる費用で比較してみましょう。東京ゼロエミ住宅とは、断熱材や高性能窓などを採用することで、快適な室温の維持と光熱費の削減、そしてヒートショックの抑制を実現する東京都独自の環境配慮型住宅のこと。初期費用で東京ゼロエミ住宅の方が215万円多くかかりますが、都や国の補助金、税制優遇などに加え、光熱費削減効果などを合わせると、30年で最大約248万円の経済メリットがあると試算されています。
省エネ性能ラベルで示される断熱等級も住宅を選ぶ際の指標になります。とりわけ、入居する人のライフスタイルと大きく関係してきます。家族が多い場合や、テレワークなどで自宅にいる時間が長い場合は、光熱費の削減効果がより高くなります。将来、光熱費が上がる可能性も考慮に入れると、賃貸でも新築でも家を選ぶ時には長期的なトータルコストを考慮に入れることがますます大切になってきます。
燃費のいい家を選ぶメリット
「燃費のいい家」を選ぶことは、光熱費の削減につながり、住まい手にとって、経済的な恩恵を得ることができます。さらに、東京ゼロエミ住宅のような断熱性の高い住宅を選ぶことで、ヒートショックやアレルギーの抑制にもつながり、健康的な生活環境を維持することもできます。経済的なメリットに加え、経済的な視点では測ることのできない生活の質を高め、快適に生活する上でも「燃費のいい家」には大きなメリットがありそうです。
撮影協力:株式会社スウェーデンハウス
