クイズにチャレンジ!地球温暖化編

私たちの暮らしに深く関わる地球温暖化。みんなはどれくらい知っているかな?

地球温暖化の原因となる「温室効果ガス」の中で、最も多いガスはどれでしょうか?
① 水素(H2)
② 酸素(O2)
③ 二酸化炭素(CO2)
こたえを見る

正解は③ 二酸化炭素(CO2)

1850年から2020年までの間(170年間)で、世界平均気温はいままでどのくらい上昇しているでしょうか?
① 1.09℃
② 10.9℃
③ 変わらない
こたえを見る

正解は① 1.09℃
解説
世界の平均気温は、過去170年間で1.09℃上がりました。特に、1990年代以降、気温が高い年が増えています。東京では、過去100年間で3℃以上上がっています。


地球温暖化を防ぐうえで不適切な行動はどれでしょう?
① 森の樹木を伐採したあと木を植えること
② 車のエンジンをかけたまま長い時間停車すること
③ 部屋の蛍光灯をLED照明に(買い)替えること
こたえを見る

正解は② 車のエンジンをかけたまま長い時間停車すること
解説
二酸化炭素(CO₂)などの温室効果ガスが増えていることにより、地球温暖化が進んでいます。車が走る時も、またはエンジンをかけているだけでも燃料が使われ、二酸化炭素(CO₂)が出ます。アイドリング・ストップ(走っていない時にエンジンを切ること)でエコなドライブを心がけましょう。

森林が減ると、そこに住む生物や私たちのくらしにどのような影響がありますか?
① 多くの生物の住む場所や食べ物がなくなり、生物が減る
② 熱帯林の生物を見つけやすくなり、新種が発見される
③ とくに影響はない
こたえを見る

正解は① 多くの生物の住む場所や食べ物がなくなり、生物が減る
解説
世界の森林面積は1990~2020年の30年間で1億7800万ヘクタール減っています。これは、日本の面積の約5倍に当たるものです。森林がなくなる理由は、農地や木材としての利用です。森林が減ると、生物が減ってしまうだけでなく、二酸化炭素(CO₂)の吸収量も減ってしまい、地球温暖化が進む原因にもなります。
(出典)「世界森林資源評価2020」
いくつわかったかな?
お疲れさまでした!分からなかったところは復習して、“ゼロエミな暮らし”を実践していきましょう!


解説
二酸化炭素(CO2)は、ガソリンや石炭などの化石燃料を燃やすことで出てきます。地球温暖化の原因になる温室効果ガスの1つであり、全体の64%にもなります。私たちが暮らしの中で使っている化石燃料には、車の燃料になるガソリン・お湯を沸かしたり料理する時に使うガス・ストーブに使う灯油があります。また、電気を作る時には石油や石炭・天然ガスが使われていたり、モノを作る時やリサイクルする時、捨てる時にも化石燃料が使われています。普段の生活の中で省エネをすることと、太陽光や風力などの自然のエネルギーを使って電気を作ることが地球温暖化防止につながります。