太陽エネルギーはクリーンなエネルギー。太陽エネルギーを使うとどんないいことがあるかな?

Q1

太陽光発電システムの特徴としてあてはまらないものはどれでしょうか?

① CO2を排出しない
② 作った電気を貯めることができる
③ 停電時に非常用電源として活用できる

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A

正解は② 作った電気を貯めることができる

解説

太陽エネルギーを電気に変える太陽光発電は、二酸化炭素(CO2)を出さない地球にやさしい発電方法です。停電時は非常用電源として使うことができ、余った電気は電力会社に売ることもできます。ただし、太陽エネルギーで作った電気はためておくことができないので、夜や雨の日などは、電力会社から電気を買って使うことになります。ここで役に立つのが蓄電池。太陽光発電システムと一緒に蓄電池を使えば、晴れた昼に作った電気をためて使うこともできるようになります。

Q2

太陽熱を使うことができないものは何でしょうか?

① 給湯
② 暖房
③ 冷房

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A

正解は③ 冷房

解説

太陽熱利用システムは、太陽の熱を使ってお湯をわかしたり(給湯)、部屋を暖めたりする(暖房)システムです。エネルギーを熱に交換する時のむだが少なく、4~6m²のパネルでもガスや電気の使用量を減らすことにつながるため、小さな屋根でも使うことができます。

Q3

東京都内の住宅で太陽光発電システムを設置している世帯は何パーセントでしょうか?

① 4.2%
② 14%
③ 34%

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A

正解は① 4.2%

解説

東京都では、温室効果ガスの量を2030年までに50%、2035年までに60%以上減らすという目標を設定しました(ゼロエミッション東京戦略Beyondカーボンハーフ) 。また、その中で再生可能エネルギーの電力を使う割合を60%以上にすることも目指しています。そのためには、太陽光発電がもっと広まることが大切です。東京都では、太陽光発電システムがある家が4.2%と少ないですが、太陽光発電システムを使う家がもっと増えれば、家から出る二酸化炭素(CO₂)を大きく減らすことができます。

(出典):東京都「ゼロエミッション東京戦略Beyondカーボンハーフ」

Q4

一般の家庭1世帯に4kWの太陽光発電システムを設置することで1年間に削減できるCO2の量を、杉の木が吸収するCO2の量に換算すると何本分になるでしょうか?

① 約50本
② 約100本
③ 約200本

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A

正解は③ 約200本

解説

毎月の電気代1万円程度の家に4kWの太陽光発電システムを取り付けた場合に1年間に減らせる二酸化炭素(CO₂)の量は、杉の木約200本分(2,000m²)の年間CO₂吸収量と同じくらいになります。月々約7,700円・年間約92,400円の経済的メリットがあります。

(出典):東京都環境局発行「家庭の省エネハンドブック2025」

いくつわかったかな?

お疲れさまでした!分からなかったところは復習して、“ゼロエミな暮らし”を実践していきましょう!