車は走るのに使用する燃料の種類によって分けることができます。今走っている車の多くは、ガソリン(化石燃料)で走る車です。この車は、ガソリンを燃やしたパワーで動くので、走る際にCO2を排出します。

これに対して「ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)」とは、走る際にCO2を排出しない車(ビークル)のこと。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)といった電気の力で動く車のことで、さらに再生可能エネルギー由来の電気や水素で充電(充てん)すれば、よりゼロエミッションなカーライフを実現できます。

走行時にCO2を排出しないZEVへ乗り換えませんか?
東京都ではZEVの購入に補助金がでます!

ZEVの魅力

快適性向上災害時も安心節約
静かで滑らかな加速が特徴です 外部に電気を供給できるので停電時に非常電源になりますガソリン車に対し維持費が低減します
太陽光・V2Hと組み合わせて、さらに電気代も節約できます

ZEVを買うなら今がチャンス!

EV対象車両購入で最大100万円
補助額合計内訳
メーカーごとの補助額(最大)60万円
充放電設備(V2B・V2H)または公共用充電設備導入で(最大)+10万円
再エネ100%電力メニューの契約で+15万円
または太陽光発電システムの設置で+30万円
PHEV対象車両購入で最大85万円
補助額合計内訳
メーカーごとの補助額(最大)60万円
充放電設備(V2B・V2H)または公共用充電設備導入で(最大)+10万円
再エネ100%電力メニューの契約または太陽光発電システムの設置で+15万円
FCV対象車両購入で最大225万円
補助額合計内訳
メーカーごとの補助額(最大)190万円
充放電設備(V2B・V2H)または公共用充電設備導入で(最大)+10万円
再エネ100%電力メニューの契約または太陽光発電システムの設置で+25万円

助成金申請について、詳しくはこちらからご覧ください。

動画で学ぶZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)

くらしの安全にもつながる「ZEVカーライフ」

これまでのガソリン車は、ガソリンスタンドに行って燃料を充てんしていましたが、ZEVの中でもEV・PHVは走行に必要な電気をおうちで充電することもできます。これを実現してくれるのが「V2H(ブイツーエイチ)」という、おうちと車をつなぐ装置です。

V2Hは、おうちから車に電気をためることも、車にためた電気をおうちで使うためにまた引き出すこともできます。だからEV・PHVとV2Hがあるおうちでは、災害が起きて停電になっても、車にためた電気で安心に過ごすことができるのです。

太陽光発電の電気が家庭内の照明や空調に使われる様子と、蓄電池を備え、電気自動車からV2H機器を通じて蓄電・供給できる仕組みを示す図。
(画像出典)東京都「Zero Emission Tokyo 2020 Update & Report」